会社名 | 株式会社希学園 |
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事業内容 | 進学教室、個別指導 |
企業URL | https://www.nozomigakuen.co.jp |
情報システム部門 榊 正男 氏
- FLEX / ベアメタルサーバー
- 課題や希望に合わせたオリジナルの提案
- サーバーの移行手順もコーディネート
- コストと全体のパフォーマンスのバランスが良かった
会社のご紹介
難関校の中学受験合格を目指す子どもたちに寄り添う伴走者
小学生が対象の学習塾で、難関国・私立の中学受験を専門にしています。
難関国・私立中学を目指す子どもたちですので高度な内容の勉強を教えていますが、小学生には勉強だけを教えるというだけでは合格できません。希学園では精神的な部分も寄り添って生徒一人ひとりと一緒に取り組んで、目標を達成するまでの伴走者となることが必要であると考えています。その結果、第一志望校の合格率が非常に高く、少子化と呼ばれる時代ではありますがお陰様で順調に成長できております。
サービス導入前の課題
テナントのサーバーが営業時間中にメンテナンスされ
停電などの管理リスクがあった
以前、事務所を大型テナントビルへ引っ越ししたのですが、サーバーのメンテナンス停電やエアコンを増設することができないなど制限が多く、メンテナンス作業も一般企業の休みに合わせて土日に行われるようになりました。
当社は業態上、年間ほぼ休みなく営業しており、むしろ土日の方が朝から動いている状態ですので、停電がおきると業務が滞ってしまいます。そういった管理リスクを避けるためにサーバーを外に出すことを検討していました。
移行の作業負荷のかからない構成に
サーバーはハイスペックなベアメタルサーバー (物理サーバー) を採用。運用状態をそのまま移行するため、Windows Server OSを実装したHyper-V環境を用意し、スムーズな移行を実現しました。
ミドルウェアを動かすWindows Server OSは異なるバージョンが混在している状態であったため、ホストOSにWindows Server 2016 R2 Enterpriseを実装することで、マイクロソフトのサポートに対応可能になりました。
ファイルサーバーは、オンプレミス環境で使用しているNASを継続して利用し、サイジングを行うことにより無駄なコストが抑えられるようにしました。
KAGOYA のサービスを選ばれた理由をお伺いします
課題に沿った丁寧な提案を受けて
信頼してお付き合いできると判断しました
知人を通じで紹介していただきました。カゴヤさんの営業の方に相談したところ、親身にヒアリングしていただいた上で希望を具現化したご提案をいただきました。
例えば、「仮想環境で稼働している部分はそのまま移行できないか」と考えているとお伝えしたところ、「現状の構成を活かしてひとつサーバー室が外にあるようなイメージで構成案を提出します」と最終案まで様々なメリット・デメリットを一緒になって精査しながら進めていただきました。様々な疑問を伴走していただきながら検討できたおかげで納得して決められました。
通常ホスティングを検討した場合、会社のホームページから興味があればコンタクトし、サービス説明を受けて見積りを提示していただくという流れが一般的だと思います。
カゴヤさんの場合はホームページには勿論サービスは掲載されていますが、私が課題をお伝えした際、どこにでも持っていくような画一的なサービスの資料ではなく、当社にあったオリジナルの資料を揃えていただけたので、具体的で分かりやすく、” 発注してからも失敗がない “と思えるところまで提案していただけました。
今後の運用の展開も見据えたロードマップをご提案をいただき、これなら安心して預けられると思いカゴヤさんに決定しました。
サービスの使用感は?
移行作業はスムーズに完了し、コストも抑えられています。
オンプレミスから仮想環境へはスムーズに移行できました。
ファイルサーバーは、オンプレミス環境で使用しているNASを継続して利用しサイジングを行うことで、無駄なコストも抑えられています。マイクロソフトのサポートに対応可能になったのも安心です。。
今後の事業展開
バーチャルやITが発展しても
”Face to Face”を一番大事にしていきます
当塾の卒塾生は、大学に合格した時に多くの方が報告しに来てくれるので、大学までの進路を把握できています。
周りが遊びたい盛りの小学生の時に、目標に向かって一所懸命頑張った経験というのは強い思い出になっており、今までの人生経験の中で「中学入試が一番大変だった」と言ってくれます。
また、先生や教室スタッフは子どもたちの顔と名前をきちんと把握しています。それは、各々の個性や状況把握を一番大事にしているからこその結果だと思っています。これからバーチャルやITは間違いなく発展していくと思いますが、子供たちの勉強方法は鉛筆で書いて先生が直接教えてといった部分は変わらないと思っていますので”Face to Face”を一番大事にしていくことは変わりません。
一方で、IT化を進めることで過去の膨大なデータを機械学習させて、先生と子どもたちのサポートに活かしていければいいですね。