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LINE WORKSフリープランの仕様変更|影響や対策を解説

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LINEWORKSのフリープランの変更について

LINE社が提供しているLINE WORKSというビジネスチャットにはフリープランという無料で利用でいるプランがあります。

しかし、このLINE WORKSフリープランの仕様が変更されることとなり2024年10月から新しい仕様でのサービスがスタートとなります。

この変更による影響は意外と大きなものになりますので、今回はこの仕様変更の内容や影響、必要になる対策についてご紹介します。

LINE WORKSフリープランの仕様変更について

まずは今回のLINE WORKSフリープランの仕様変更がどの様なものなのか、その内容についてご紹介します。

LINE WORKSのフリープランとは

冒頭でも少し触れていますが、LINE WORKSのフリープランは小規模チームや企業が無料でビジネスチャットやグループウェア機能を利用できるプランです。

2023年10月5日以前であれば、ユーザー数が100人までであればフリープランの対応可能範囲にありましたので、無料で利用が可能でした。

機能面でもチャットや掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなどのビジネスチャットとして基本的な機能も備えおり、5GBのストレージも利用できたため用途次第ではフリープランでも十分すぎるサービス内容でした。

どういった仕様変更なのか

次に、このLINE WORKSフリープランの仕様変更がどういった内容なのかについてご紹介します。

仕様変更日

フリープランの仕様変更は新規契約と既存契約とで、適用されるタイミングが異なります。

2023年10月5日以降に新規で契約の場合は、その時点から仕様変更が行われた内容での利用となります。

2023年10月5日以前から利用されていた既存契約の場合は、2024年10月1日から新しい変更後の仕様での利用となります。

変更内容

変更される仕様は、主にスーザー数に関する内容となります。

項目変更前変更後
ユーザー数上限100名30名

基本的に変更となるのはユーザー数の上限のみとなりますので、利用できる機能やストレージ容量に関しては変更なく同じ内容のサービスとして利用することが可能です。

変更の影響を受けるユーザー

この仕様変更の影響を受けるユーザーは、以下の2ケースとなります。

  • 新規契約
  • ユーザー数31名以上で運用中の既存契約

この中でも新規の場合は、初めから仕様変更後の内容で契約をすることになりますので、影響があるとはいってもこの後に紹介する対策などは必要ありません。

しかし、既存契約の中でもユーザー数31名以上でLINE WORKSのフリープランを利用されている場合は、かなり大きな影響を受けることになり、対策を講じないと2024年10月1日から利用不可になります。

仕様変更までに行うべき対策

仕様変更で必要な対策

前述でもご紹介の通り、ユーザー数31名以上でLINE WORKSのフリープランを運用中の既存ユーザーは、期日である2024年9月末までに対策を講じないと10月になった途端にLINE WORKSを利用できなくなります

用途によっては、大きな損害に繋がる可能性もありますので、利用停止を回避するための対策についてご紹介します。

利用ユーザーの削減

1つ目の対策としては、利用ユーザー数を30名以下になるまで削除するという方法です。

もちろんこの方法は絶対に必要だという方が31名以上いる企業の場合には採用できない対策となりますので、この後に紹介する別の対策を講じる必要があります。

しかし、既に退職されている方であったり、年に数回しか利用しないユーザーがいる場合には、これを機に利用者から削除してしまう良い機会でもあります。

有料プランへの変更

2つ目の対策としては、LINE WORKSの有料プランへの変更です。

LINE WORKSの有料プランであるスタンダードもしくはアドバンストであれば、いずれもユーザー数無制限となっていますので、フリープランの仕様変更によるユーザー数問題は一瞬で解決することができます。
また、フリープランと変わらない使い勝手ですので、プラン切り替えによる使用感のストレスは発生しません。

ただし、LINE WORKSの有料プランはユーザー数課金となりますので、仮に100名で利用するとなった場合は54,000円/月と他のビジネスチャットと比較して割高になるケースもありますので、事前に検討は必要になります。

他のサービスへの乗り換え

3つ目の対策としては、これを機に別のビジネスチャットへ乗り換えを行うというものです。

有料プランの紹介の際にもご紹介した通り、LINE WORKSはユーザー数課金という制度になっていますので、ユーザー数が多ければ多いほど月額も高くなります。

そのため、ユーザー数が多くてもリーズナブルな価格帯で利用でき、かつビジネス利用に特化した他のチャットサービスへの乗り換えを行うことも検討すべきでしょう。

この場合の注意点としては、チャットサービスの乗り換えとなれば当然使用感は変わりますので、事前に使用感を確かめられるサービスを利用することで乗り換え事故を回避することができます。

オススメ乗り換え先:KAGOYA Chat

KAGOYA Chat

カゴヤ・ジャパンが提供しているビジネスチャットで、ユーザー数に上限のない完全月額定額制となっており、7,700円/月で利用が可能です。

リリースされてから間もないため口コミは少ないが、事前にお試し利用が可能な無償トライアルがあるため、導入前に実際に使用して使いやすさを確かめることも可能です。

もちろん、権限管理やセキュリティ機能も万全で、ビジネス利用に最適なチャットサービスとなっています。

まとめ

LINE WORKSのフリープランで行われる仕様変更は、すべてのユーザーに影響が出るわけではありませんが、31名以上の利用者がいる場合は、何かしら対策を行わないと2024年10月1日から利用できなくなります。

そのままLINE WORKSの有料プランへ切り替える方法が最も手っ取り早い対策となりますが、他のビジネスチャットと比較して割高になってしまいますので、これを機にコスパの良い他のビジネスチャットへの乗り換えを検討する良い機会となります。

乗り換えを検討される場合は、乗り換え後の事故を防ぐためにも事前に無償で利用できるトライアルなどを活用して検討を進めるようにしましょう。