desknet’s NEOの利用には当然費用が掛かります。
その金額は社内にどれだけdesknet’s NEOの利用者がいるのか、利用環境をどうするのか、どのサービスで申し込みを行うのかによって変動します。
ここではそんなdesknet’s NEOの料金について、様々なパターン別で比較したものを紹介します。
※以下は2024年8月末までの金額となり、それ以降は価格改定後の料金となります。
目次
desknet’s NEOの料金比較対象
この記事で比較するdesknet’s NEOの料金は、開発元である株式会社ネオジャパンでdesknet’s NEOを利用した場合と、パッケージ版ライセンスを購入してクラウドサーバーで利用する場合の料金比較となります。
desknet’s NEO
開発元のネオジャパンで提供しているdesknet’s NEOでは、パッケージ版とクラウド版の2タイプに分かれており、パッケージ版は更にスモールライセンスとエンタープライズライセンスに細分化されます。
パッケージ版 | ユーザー数規模ごとの年額制 ・スモールライセンス(1~300ユーザー向け) ・エンタープライズライセンス(100~1万ユーザ―向け) |
クラウド版 | 1ユーザー数ごとの月額制 |
詳細に関しては、こちらでご紹介しておりますので事前に確認されたい方はご参照ください。
desknet's NEOは高い?少しでも安く利用する方法について
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desknet’s NEOパッケージ版が使えるクラウドサーバー
desknet’s NEOのパッケージ版ライセンスが使えるクラウドサーバーとして今回、カゴヤ・ジャパンが提供するdesknet’s NEO専用サーバーを比較対象とします。
desknet’s NEO専用サーバーはdesknet’s NEOのパッケージ版を社内環境に設置したサーバーではなく、インターネット上のクラウドサーバーで利用することができるため、在宅勤務者やリモートワークを推進している企業でその実力を発揮できます。他にも外回り中の営業マンや出張中の社員が、事務所に戻らずとも外出先から操作できるというメリットもあります。
そんなdesknet’s NEO専用サーバーは月額制のほか、20%割引価格となる1年分一括払いも選択することができ、ユーザー数に応じて3プランから選択が出来ます。
利用ユーザー規模 | プラン名 |
---|---|
~ 50ユーザー | ブロンズ |
50ユーザー ~ | シルバー |
300ユーザー ~ | ゴールド |
600ユーザー ~ | プラチナ |
比較する際のポイント
desknet’s NEO の利用を検討する場合に、明確にしておくべきポイントがあります。
そのポイントは当然料金です。経費が必要なことは仕方がない部分ではありますが、可能な限りその数字を抑えるのであればそれに越したことはありませんので、必要な機能を備えつつ年間の料金を抑えられるかどうかが重要です。
しかし、単に初年度だけの料金を比較するのではなく、2年目3年目までの累計まで比較する必要があります。
もちろん1年未満でdesknet’s NEOの使用を終えることが確定している場合は2年目3年目を考える必要はありませんが、基本的に長期的な事業展開を計画しているなら、こういったグループウェアも長期利用を視野に入れて検討する必要があります。
社内でのみ利用する場合の料金比較
desknet’s NEO利用料金の比較の1つ目は、社内でのみdesknet’s NEOを使用する場合の比較です。
この場合は、desknet’s NEOパッケージ版ライセンスが必要となります。
ユーザー数が50名の場合
まずは社内でのみdesknet’s NEOを利用するユーザー数が50名の場合について。
※社員数ではなくdesknet’s NEOを利用するユーザー数です。
社内環境の自社サーバーにdesknet’s NEOをインストールして使用する場合と、カゴヤ・ジャパンが提供するdesknet’s NEO専用サーバーとの3年間の比較表は以下の通りです。
desknet’s NEOパッケージ版 (サーバーの調達・運用が別途必要) | desknet’s NEO専用サーバー (ライセンス/サーバー込み) | |
---|---|---|
初年度 | 250,000円※1 | 325,160円 |
2年目までの累計 | 295,000円※1 | 424,820円 |
3年目までの累計 | 340,000円※1 | 524,480円 |
この様に社内だけで利用する場合であれば、50ユーザー(スモールライセンス)は年間、累計どちらもクラウドサーバーの利用料金が掛からない分、自社サーバーを使用する方が費用を抑える事が可能です。
ユーザー数が200名の場合
次に社内でのみ利用、かつユーザー数が200名の場合の比較となります。
desknet’s NEOパッケージ版 (サーバーの調達・運用が別途必要) | desknet’s NEO専用サーバー (ライセンス/サーバー込み) | |
---|---|---|
初年度 | 1,000,000円※1 | 1,206,920円 |
2年目までの累計 | 1,140,000円※1 | 1,467,840円 |
3年目までの累計 | 1,280,000円※1 | 1,728,760円 |
こちらもパッケージ版のライセンス費用は共通ですが、クラウドサーバーの利用料金が掛からない分、自社サーバーを使用する方が費用を抑えることが可能です。
自社サーバーでdesknet’s NEOを使用する際には、上記でご紹介の費用とは別の費用が必要になる場合もございます。。
- サーバー購入コスト
- サーバー運用コスト
- リプレイスのコスト(約5年に一度の頻度)
上記項目は企業によって大きく変動する要素であるため今回の比較では割愛しておりますが、現時点で社内にサーバーがなかったり運用できる人材がいない状態からスタートさせる場合は、desknet’s NEO専用サーバーの方がコストを抑えられる可能性もあります。
クラウド環境で利用する場合の料金比較
続いては、クラウド環境でdesknet’s NEOを利用する場合の料金比較です。
desknet’s NEOをクラウド利用するには、desknet’s NEOクラウド版を使うかdesknet’s NEOパッケージ版ライセンスをクラウドサーバーで使う方法があります。クラウド版のライセンス体系は前述でご紹介のパッケージ版とは異なります。
なお、先に結論から言いますと、長期利用の場合は後者であるカゴヤ・ジャパンの「desknet’s NEO専用サーバー」の方が年数が経過するにつれ、ますますお得になっていきます。
ユーザー数が50名の場合
まずは、クラウド環境でdesknet’s NEOを利用するユーザー数が50名の場合の比較表を紹介します。
desknet’s NEOクラウド版 | desknet’s NEO専用サーバー | |
---|---|---|
初年度 | 360,000円 | 325,160円 |
2年目までの累計 | 720,000円 | 424,820円 |
3年目までの累計 | 1,080,000円 | 524,480円 |
desknet’s NEOクラウド版はライトプランで1ユーザーあたり600円/月と非常にシンプルな料金体系となっていますので、かなり分かりやすいです。
※他の上位プランや有料オプションも用意されています。
しかし、パッケージ版とは異なり毎年同じ料金が掛かる様になっていることから、クラウド版と比較すると2年目以降が割高になります。
これが影響し、2年目3年目の累計を考慮するとパッケージ版ライセンスが使えるdesknet’s NEO専用サーバーのコストメリットが大きくなり、このメリットは継続年数が増えるにつれてより更にお得に使用できるようになります。
ユーザー数が200名の場合
続いては、同じくクラウド環境でdesknet’s NEOを利用する場合で、かつユーザー数が200名と規模が大きくなった場合の料金比較です。
desknet’s NEOクラウド版 | desknet’s NEO専用サーバー | |
---|---|---|
初年度 | 1,440,000円 | 1,206,920円 |
2年目までの累計 | 2,880,000円 | 1,467,840円 |
3年目までの累計 | 4,320,000円 | 1,728,760円 |
この場合も、公式のdesknet’s NEOクラウド版は同じ料金が毎年累積していきます。
また、この規模のユーザー数で利用される場合は、初年度が一時的に高くなる傾向にあるdesknet’s NEO専用サーバーであっても、その年から既にコストメリットが発生する状態となっています。
もちろん、それ以降はライセンス料はかかりませんので、大幅なコストカットが実現できます。
まとめ
desknet’s NEOは社内環境に設置したサーバーでdesknet’s NEOのパッケージ版ライセンスを使用する方法が一番安く利用することができます。これはユーザー数の違いに関わらずどのパターンでも該当しますので、ローカル環境での利用はdesknet’s NEOパッケージ版が一番安いと認識しておきましょう。
ただし、これはあくまでもサーバー自体の購入費用やその後のサーバー運用コストを除いた金額でありますので、実勢に検討する場合はここの試算も必要になります。
一方で「desknet’s NEOクラウド版」を使用する場合は毎月一定のコストがかかる仕様のため、長期間利用すると意外と割高となってきます。その点、カゴヤ・ジャパンのdesknet’s NEO専用サーバーではパッケージ版ライセンス購入後は、毎年少額の「サポートサービス」と「カゴヤのクラウドサーバーの利用料」だけで済むため、クラウド版と比較すると2年目以降の累計がかなり安くなります。
もちろんdesknet’s NEO専用サーバーでもdesknet’s NEOの各種オプションなどは変わらず利用できます。
desknet’s NEOのクラウド利用を検討されている場合は、カゴヤのdesknet’s NEO専用サーバーが最適解となります。