KAGOYAのレンタルサーバーのメリットは?特徴やオススメできる人
KAGOYAのレンタルサーバーにはいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。
そうなると、どのレンタルサーバーを選ぶべきか、他社を含めると更に選択に迷ってしまいます。
そんな悩みを解消するため、ここではKAGOYAのレンタルサーバーのメリットなどについてご紹介します。
そもそもKAGOYAとは
まずは、KAGOYAがどのような会社なのかを簡単にご紹介します。
KAGOYAとは
KAGOYAは京都府に本社を置くデータセンター事業等を行うサービスプロバイダで、1983年に設立した会社です。
レンタルサーバーだけではなく、クラウドサービスや自社データセンターを活かしたコロケーションやハウジングサービスも行っています。
自社データセンター
KAGOYAは自然災害の少ないけいはんなエリアに自社所有のデータセンターを持っていますので、自然災害によるサーバーダウンなどのリスクを回避することができます。
また、他社のデータセンターを提供しているレンタルサーバーとは異なり、全て自社内で完結できるため、トラブルなどの頻度も極端に少なく万が一の場合でも迅速に対応することができます。
この辺りのメリットが評価され、多くの法人企業様に利用いただいています。
KAGOYAのレンタルサーバーの種類と特徴
ここからはそんなKAGOYAのサービスの1つであるレンタルサーバーについて、その種類と特徴をご紹介します。
共用サーバー
レンタルサーバーの中でも比較的安価に利用できるKAGOYAの共用サーバー。
安価といっても性能が低いというわけではなく、月に500万PV以上の集客を必要としないサイトであれば、KAGOYAの共用サーバーで十分に対応ができる安定性があります。
そのため個人利用だけではなく、企業サイトにも利用されてるサーバーとなります。
共用サーバー | S12 | S22 | S32 |
---|---|---|---|
月額 (1年分一括払いの場合) | 1,100円/月 (880円/月) | 2,200円/月 (1,760円/月) | 3,300円/月 (2,640円/月) |
初期費用 | 無料 | 3,300円 | 3,300円 |
Web容量 | SSD 100GB | SSD 200GB | SSD 300GB |
メール | 無し (別途申込可) | 100GB アカウント数無制限 | 100GB アカウント数無制限 |
MySQL | 1GBあたり 770円/月 | SSD 10GB DB数無制限 | SSD 20GB DB数無制限 |
特典 ドメイン取得無料 | ○ | ○ | ○ |
用途 | ・小規模サイト | ・コーポレートサイト ・キャンペーンサイト ・メディアサイト | ・ECサイト ・大規模メディア |
マネージド専用サーバー
レンタルサーバーの中でも、1つのサーバーを他のユーザーと共用せず、自分もしくは自社のみで占有して利用する場合に使われるKAGOYAのマネージド専用サーバー。
1つのサーバーを占有するといっても、サーバー機器などの管理は変わらずKAGOYAのデータセンターに在中しているスタッフが24時間管理していますので、特別手間が増えることはありません。
そのためECサイトや複数サイトなど同時接続数が多くなるサイトを管理される方や企業に利用されています。
当然、1つのサーバーを専用で利用することになるので共用サーバ―と比較すると価格帯は高くなりますが、最近ではコスパの良いプラン024v Dualも登場しました。
マネージド 専用サーバー | 024v Dual | 044s Quad R2 | 124s Dodeca |
---|---|---|---|
月額 (1年分一括払いの場合) | 5,500円/月 (4,950円/月) | 18,150円/月 (16,335円/月) | 35,200円/月 (31,680円/月) |
初期費用 | 11,000円 | 44,000円 | 132,000円 |
Web容量 | SSD 100GB | SSD 1TB×2 | SSD 1TB×2 |
CPU | 仮想 2コア | Xeon 4コア | Xeon 12コア |
メモリー | 8GB | 16GB | 32GB |
RAID | トリプル+パリティRAID (共有ストレージ) | RAID1(Hot Swap) | RAID1(Hot Swap) |
メール | 100GB アカウント数無制限 | 100GB アカウント数無制限 | 100GB アカウント数無制限 |
特典 ドメイン取得無料 | ○ | ○ | ○ |
マネージド専用サーバーの場合は、上記以外にも更にハイスペックなプランも複数ご用意しております。
メールサーバー
KAGOYAのレンタルサーバー領域の中には、メールサーバーも含まれています。
KAGOYAのメールサーバーでは、どこまで専用の領域を確保するかによって3つのプランに分けられています。
メールサーバー | 共用タイプ | 専用タイプ R2s 1TB | エンタープライズ R2s 2TB |
---|---|---|---|
専用領域の比較 | |||
月額 (1年分一括払いの場合) | 550円/月 (440円/月) | 10,175円/月 (9,130円/月) | 31,900円/月 (28,710円/月) |
初期費用 | 無料 | 19,800円 | 31,900円 |
メール容量 | 20GB | 1TB | 2TB |
アドレス数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
アカウント数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ドメイン 設定数 | 1個まで無料 | 無制限 | 無制限 |
共用サーバーS12以外のプランにはメールサーバーの共用タイプが含まれますので、専用タイプのメールが不要な場合は別途申込する必要はありません。
もちろん、共用サーバー・マネージド専用サーバーを契約せず、メールサーバーのみ契約することも可能です。
KAGOYAのサーバーをオススメできる人
ここまではKAGOYAのレンタルサーバーの種類や特徴をご紹介してきましたが、そもそもKAGOYAのサーバーを選択するメリットはあるのかと考えられると思います。
そこで、ここからはKAGOYAのサーバーをおすすめできる人や企業についてご紹介します。
法人利用
現在KAGOYAのサービス利用者の8割以上が法人となっています。
その理由は、やはり自社所有のデータセンタ―があることで災害に強く、トラブル時の対応速度が速いといった点にメリットを感じてもらえているためです。
加えて、「WEB」「メール」「データベース」「バックアップ」がそれぞれ別サーバーであることも法人利用のサイトにはメリットになるポイントになっています。安価なレンタルサーバーの場合はそれぞれ同じサーバーになっているためにWEBにアクセス集中するなどして障害が発生するとメールも受信できず業務が止まってしまいます。その点、KAGOYAではサーバーを分けることにより、そういった障害自体を回避することが可能です。
法人が運用するサイトの場合、そのサイトの品質はもちろん重要ではありますが、表示速度の高速化や災害時でもダウンしない業務の継続が可能なサイトであることがその企業の信用にも繋がるため、同じくこれらの点を重視される企業には向いているサーバーとなります。
安定性を求める人
上記の理由とも共通する部分ではありますが、KAGOYAが所有するデータセンターを使用することで得られる安定性がサーバーを選ぶ上で欠かせない要素になることも多いです。
KAGOYAのデータセンターで管理するサーバーであり、かつ自社スタッフが24時間管理しているため、安定性に関しては他社と比較しても抜群です。
また、データセンターの立地や建物の構造上、災害や停電にも対応が可能となるため、少しの間のサーバーダウンであっても大きな機会損失に繋がるようなサイトにとっては、KAGOYAのサーバーは大きなメリットになります。
サポートを重視したい人
KAGOYAのサービスの中でもレンタルサーバーに限った話ではありませんが、KAGOYAでは万が一の時に備えたサポート体制も充実しています。
24時間365日サポート受付が可能なメール窓口はもちろんのこと、電話によるサポートに加えて緊急時に利用できる24時間対応可能な緊急サポート窓口も用意しています。
待ち時間も比較的に短く、短時間で問題解決ができていることから利用者様からも評価をいただいており、これ目当てでKAGOYAを選ばれている方も大勢いらっしゃります。
そのため、特に土日祝に多くのユーザーがアクセスするようなサイトを運用する場合には、KAGOYAのサポートを最大限に活用していただけます。
プランの選び方
それでは実際に、どのようなサイトであれば、どのプランが最適かという目安などをご紹介いたします。
プラン選びの際の一つの指標になればと思います。
ブログや小規模アフィリエイト
ブログや小規模アフィリエイトサイトの場合は、WordPressを使用されることがほとんどですのでS22がオススメとなります。
オプションに関しても必須となる有料オプションもありませんので、サーバー側はS22のみの利用でサイト構築~運用まで可能となります。
初期費用 | 月額 | |
---|---|---|
共用サーバー S22 | 3,300円 | 2,200円/月 |
なお、メールが不要で1ドメインしか使用する予定がない場合は、更に安価に利用できるWordPress専用サーバーという選択肢もあります。
カゴヤのWordPress専用サーバーの特徴。メリットやデメリットについて
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法人のコーポレートサイト
法人利用でコーポレートサイトに使用するサーバーを検討されている場合は、同じく共用サーバーのS22がオススメとなります。
S22であればメールプランの共用タイプも付属しているので、サイトに用いるドメインを使用して会社のメールアドレスを作成することが可能となります。
初期費用 | 月額 | |
---|---|---|
共用サーバー S22 | 3,300円 | 2,200円/月 |
ただし、以下の条件を満たす場合は、S12を選択することで更に安い維持費にすることも可能です。
- WordPressを使わない
- 数ページの小規模サイト
- アクセスはほとんどない
- メール機能不要
初期費用 | 月額 | |
---|---|---|
共用サーバー S12 | 無料 | 1,100円/月 (データベースは必要に応じて追加) |
大規模アフィリエイトサイトやECサイトなど
大規模アフィリエイトサイトやECサイトの場合は、外的要因によるリスクを徹底的に除外する事が望ましいのでマネージド専用プランが最適です。
マネージド専用プラン内のプランでどのプランにするべきかは、実際に運用するサイトの規模やPV数、もしくは将来的にどれだけの規模感にするのかといった数値目標に合わせたプランを選択することが望ましいです。
※一時的なアクセス増などが予想される場合はオプション追加で対応が可能。
もし、どのプランにすべきか判断できない場合でも、専任のスタッフがサイトの規模や用途に最適なプランを案内することも可能(お見積りだけもOK)となっています。
トラブルとは無縁のサーバーを!
KAGOYAのサーバーは派手さはありませんが、堅実・堅牢なデータセンターによる安定性に評価をいただいております。
そのため、サーバーダウンや表示速度低下といったトラブルを避けたい場合は、KAGOYAのサーバーがその真価を発揮することができます。