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【厳選】ホームページに使える無料素材サイト。使用上の注意も解説

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ホームページに利用できる無料素材

ホームページを作成する際には、文字だけでは味気ない見た目になってしまうので、画像やアイコンといった素材を利用することが多いです。

そんな素材ですが、自分で撮影・作成したもの以外にも無料で利用できる素材サイトからダウンロードして使用することも可能です。

今回はそんなホームページに使える無料の素材サイトや使用上の注意点などについてご紹介します。

無料の写真素材サイト

まずは無料で利用できる写真の素材サイトについて、サイト名とその特徴などをご紹介します。

サイト名素材数会員登録商用利用クレジット表記
Pixabay2,700万不要
(一部必要)
不要
写真AC500万必要不要
Pexels数十万不要不要
ぱくたそ50万前後不要一部必要
Foodoiesfeed1,800前後不要
(一部必要)
不要

Pixabay

無料写真サイトの1つ目はPixabayという素材サイトです。

このPixabayの特徴は、2023年時点で2,700万点以上という莫大な数の素材が揃っている点にあります。そして取り扱っている素材は写真だけではなく、画像やイラスト、動画、GIFなど素材になるものは基本的に何でも扱っているサイトです。

また、ダウンロードには会員登録などが必要な素材サイトが多い中、Pixabayは特大サイズの画像でなければ1920×1280のサイズの画像でも登録なしでダウンロードすることが可能です。

もちろん商用利用も可能で、画像使用時にクレジットを表記する必要もありません。

注意点があるとすれば、このサイトでキーワード検索をかけると検索結果にはPixabayではなく他のスポンサー企業の素材が表示される仕様となっているので、間違わないようにする必要があります。

また、日本語対応していますが、元々は海外のサイトであるため、日本語検索よりも英語で検索した方がより目的にマッチした素材を検索することができるようになります。

写真AC

写真AC(Photo AC)は日本の素材サイトだけあって、写真素材は日本で撮影されたものがほとんどです。そのため、海外で撮影された写真素材ではホームページのイメージが崩れてしまうという場合に重宝できる素材サイトです。

素材数は500万点を超えており、日本の行事にまつわる画像などもダウンロードすることができます。

もちろん商用利用は可能で、写真の掲載の際にクレジットの表記は不要です。

ただしダウンロードには無料のアカウント作成が必要になりますので、メールアドレスや各種SNSアカウントでログインを行ってからダウンロードを行うことになります。

なお、ここでアカウントを作成すれば後述でご紹介する同じAC系列の素材サービスも同じアカウントで使用できるようになります。

Pexels

Pexelsは写真だけではなく動画素材も扱っている無料サイトで、一般ユーザーも含め気軽に自分で撮影した写真や動画をアップロードできるサイトです。

そのため、常に素材数は増えておりその数は数十万点以上になっています。

このサイトの特徴の一つに、キーワード検索から写真を探すという方法以外にも、お気に入りの投稿者から写真を探すという方法でも検索ができますので、ホームページのイメージに近い写真を撮影されている投稿者の画像に絞ることも可能です。

写真は商用利用可能で、写真掲載時にクレジットの記載は不要、そして写真のダウンロードに会員登録も不要となっています。

Pexelsは海外のサイトではありますが日本語検索にも対応しており、ライセンス(規約等)の記述も日本語訳されているため、英語に抵抗のある方でも比較的利用しやすい素材サイトとなっています。

ぱくたそ

ぱくたそは日本の素材サイトで、日本で撮影された写真だけではなく、AI生成を用いた画像なども取り扱っています。

素材数は5万前後となっており、Web広告などで見かける頻度が高い写真もこのサイトからダウンロードされていることが多いです。

このサイトでもモデルを起用した写真素材が多く、モデル名から素材を探すことも可能です。

ダウンロードできる写真素材は商用利用は可能ですが、一部クレジット表記が必要な素材もありますので、ダウンロードを行う際にはその点を確認する必要があります。

なお、ぱくたそも会員登録は不要ですので、クレジット表記さえ気を付ければ気軽に利用できる素材サイトとなっています。

Foodiesfeed

Foodoiesfeedはサイト名からも推測できるように、主に料理や食品の写真を扱っている素材サイトです。

素材数は1,800点前後と数は少ないですが、このジャンルを専門にしているだけあって他の素材サイトでは見つけられない写真素材も見つけることができます。

しかし、海外のサイトですので、残念ながら日本料理や日本独自の食品の画像は取り扱いがなく、検索も日本語検索には未対応となっています。

※世界的に有名な「sushi」で検索すれば、複数の写真素材がヒットします。

このサイトでダウンロードできる写真素材は商用利用が可能で、クレジット表記の必要はありません。

会員登録に関してはしなくてもダウンロード可能ですが、その場合はダウンロードに時間がかかる仕様になっています。しかし、会員登録を行うことでインスタントダウンロード(即時ダウンロード)が可能となります。

その他の無料写真素材サイト

サイト名特徴
Unsplush・海外の写真素材のサイト
・300万点以上の素材がある
・日本語検索に対応
・商用利用可能
・会員登録不要
PIXTA・日本の写真・イラスト・動画など素材全般を扱うサイト
・8,150万点以上の素材がある
・商用利用可能
・会員登録必要
・無料会員と月額会員で利用できる素材が異なる
・構図や撮影国の指定検索も可能
Kaboompics・海外の写真素材のサイト
・3万点弱の素材がある
・商用利用可能
・会員登録不要
・サイズ指定をしてダウンロードが可能
GIRLY DROP・日本の写真素材のサイト
・3千点の素材がある
・商用利用可能
・会員登録不要
・サイト名の通りガーリーな写真が多い
food.foto・日本の写真素材のサイト
・食材や料理の写真素材がメイン
・商用利用可能
・会員登録不要
・日本料理の写真もダウンロード可能
FIND/47・日本の写真素材のサイト
・日本国内の風景写真がメイン
・商用利用可能
・会員登録不要
・クレジット表記が必要

無料のイラスト素材サイト

続いては、無料で利用できるイラストの素材サイトについて、サイト名とその特徴などをご紹介します。

サイト名素材数会員登録商用利用クレジット表記
いらすとや順次増加中不要不要
イラストAC300万点必要不要
ビジネス素材100点不要不要
FLAT ICON DESIGN500点不要不要
時短だ8,000点不要不要

いらすとや

言わずと知れたいらすとやは、多くのサイトで利用されているイラスト専門の素材サイトです。

様々なジャンルのイラストを取り揃えており、かなりマイナーなシチュエーションのイラストを取り扱っていたり、取り扱いのないイラストも希望を出すことで新しく作成してもらえることもあります。

もちろん商用利用可能で会員登録も不要、クレジット表記も不要で改変して利用することも可能です。

このサイトからダウンロードできるイラストは、かなり特徴的なテイストになっていますので、基本的にいらすとやの素材だと分かりますので、それ自体に問題がなければかなり使いやすいイラスト素材サイトです。

ただし、注意点として1つの制作物につき20点までが商用利用が可能な数になりますので、それ以上の数を商用利用に使用することはできません。

※21点以上利用する場合は、1,100円/点(20点分も必要)で利用することができます。

イラストAC

イラストACは写真素材で紹介した写真ACと同じ系列の素材サイトです。

アカウント登録は無料で行うことができ、イラストACと写真ACどちらも同じアカウントで利用することができます。

こちらも日本の素材サイトですので日本語検索に対応しており、イラスト自体も日本の季節や行事といった日本特有のイラストも多数揃っています。

もちろんクレジット表記は不要で、商用利用も可能です。

なお、ダウンロード形式はJPEGなど以外にも、AIデータでダウンロードもできます。

ビジネス素材

ビジネス素材は日本のイラスト素材サイトです、

サイト名にもある通り、ビジネスシーンのイラストに特化した素材サイトですので、このジャンルのホームページ作成には非常に重宝される素材サイトとなっています。

ダウンロードできるイラスト素材は商用利用が可能で、会員登録は不要、クレジット表記も必要ありません。

また、ダウンロ―ドできるデータはpngだけではなく、AIデータでダウンロードすることも可能です。

時短だ

時短だは、様々なジャンルのイラスト素材を扱っている日本のサイトです。

上記の画像だけ見ると眼鏡の人のイラストだけに見えるかも知れませんが、実際はかなり多彩なデザインのイラストが豊富にあり、「暗黒物質」など他の素材サイトでは見かけないようなイラストも取り扱っています。

サイト名にもある通り、サイトを訪れてからダウンロードが完了するまで短時間で行えるように会員登録などの手間が省かれた仕様になっており、クレジット表記なども不要です。

商用利用可で、サイズ指定でダウンロ―ドすることも可能です。

その他の無料イラスト素材サイト


ちょうどいいイラスト

ソコスト

unDraw

イラストレイン

LINE Illust Labo

Town illust

無料のアイコン素材サイト

続いては無料でアイコンの素材をダウンロードできるサイトをご紹介します。

サイト名素材数会員登録商用利用クレジット表記
SILHOUETTE ILLUST1万点不要不要
Icon-rainbow7,000点不要不要
FLAT ICON DESIGN500点不要不要

SILHOUETTE ILLUST

SILHOUETTE ILLUSTはモノクロのアイコンに特化した素材サイトです。

日本のサイトですので日本語検索も可能で、稲やおにぎりといった日本特有のアイコンも取り扱っています。

白黒のアイコンということで、デザイン的にモノトーンを基調としたサイトに使用するアイコンの収集に向いている素材サイトとなっています。

もちろん商用利用は可能で、会員登録やクレジット表記なども行う必要がなくダウンロード・ホームページ利用が可能です。

ダウンロードデータはzip形式になっており、Ai、PNG、JPEGをセットでダウンロードできます。

※ダウンロード近くにあるGoogleの自動広告に「ダウンロード」という広告が表示されていることがあるので、間違えてクリックしないよう注意しましょう。

Icon-rainbow

Icon-rainbowもモノトーン調のアイコンを取り扱う日本の素材サイトで、リアルな造形のアイコンなども取り扱っています。

商用利用や画像の加工が可能で、会員登録やクレジット表記も不要です。

ダウンロード形式はPNG、JPEG、SVGから選択でき、透過データを利用してそのままアイコンとして活用するだけは無く、他の画像の編集やパンフレットや広告の作成にも利用しやすくなっています。

サイズを選択してダウンロードすることも可能ですので、使い勝手のいいアイコン素材サイトとなっています。

FLAT ICON DESIGN

FLAT ICON DESIGNは素材数もかなり多く、検索窓も設けられていますので、アイコンを探す際には便利な素材サイトです。

このサイトも、再販など当たり前の規約に違反しない限りは何点でもダウンロード可能で、商用利用も可能です。

会員登録も必要なく、ダウンロード形式もJPEG、PNG、Ai、EPS、SVGと多彩な形式に対応しています。

ダウンロードデータは加工することも可能ですので、アイコンの背景を透過させて利用することも可能です。

気になる点があるとすれば、サイト自体はSSL化されていないので「保護されていないサイト」と警告が表示されてしまうくらいです。

その他の無料アイコン素材サイト


ICOOON MONO

ICON BOX

無料ではないが質の高い素材サイト

ここまで無料の素材サイトを紹介してきましたが、より高品質で使い勝手の良い素材サイトを利用しようと思うと、有料の素材サイトも検討する必要が出てきます。

そこで、以下に有料素材サイトの中でもオススメできる素材サイトをご紹介します。

高品質でオールインワンも可能な素材サイト

無料の写真素材サイトでも少し触れていますが、PIXTAという素材サイトは非常に優れた素材サイトとなっています。

この素材サイトは、ご紹介の通り8,150万点以上の素材を取り扱っている超大型の素材サイトです。

一部は無料でもダウンロードして利用することも可能ですが、月額制のプランに加入することで素材の制限を受けることなくダウンロード・ホームページに使用することが可能となっています。

しかも取り扱っている素材は写真素材だけではなく、アイコンや動画、GIFや音楽など多彩な素材を取り扱っているため、月額会員になればPIXTAだけの利用で素材に困ることはありません。

もちろん商用利用も可能で、使用の際にクレジット表記の義務などもありませんので、使い勝手も抜群です。

高品質な動画の素材サイト

昔は存在しなかった動画素材のサイトも、今では複数存在します。

その中でも、映画レベルの高品質な動画素材を取扱っているMotion Elementsというサイトがあります。

有料に見合った非常にクオリティの高い動画素材があり、単品購入が可能です。

※一部、無料でダウンロードできる動画素材もあります。

また、頻繁に動画素材が必要になる場合は2,150円/月(年払い)のプランに加入することで、無制限にダウンロードすることも可能です。

ホームページ素材利用の注意点

ホームページ用にとダウンロードした素材は、無料でダウンロードできたからと言ってどんな使い方をしても大丈夫というわけではありません。

利用する上で確認が必要な注意点がいくつかあり、それらを無視して使用すると最悪著作権違反や犯罪行為になってしまう場合があります。

Googleの画像検索からの取得は危険

ホームページに利用できる素材を探す際に、上記でご紹介の素材サイト内で検索をせずにGoogleの画像検索で「○○ 素材 無料」と検索される方がいるかも知れません。

この方法で無料で商用利用可能な画像を見つけられる可能性もありますが、中には無料のキーワードでヒットした画像でも実際は無料ではなく、そもそも勝手に使用できない画像であるケースがあります。

実際、この方法で検索した画像を利用して炎上してしまった著名人なども数多くいますので、無料の素材を探す場合はGoogleの画像検索ではなく、しっかりと素材サイト内の検索を使うようにする必要があります。

商用利用の可否は確認必須

このページでご紹介している素材サイト以外にも、インターネット上にはまだまだたくさんの素材サイトが存在します。

中には、商用利用可能な素材と商用利用NGな素材の両方を扱っている素材サイトもあります。

そういったサイトを利用する場合には、当然ですがダウンロードを行う前にその素材にどのような規約が適用されるのかをしっかりと確認してからダウンロードを行う必要があります。

特に法人の場合は、企業としての信用問題にも関わりますので、必ず確認を行ってからダウンロード・ホームページへ使用するようにしましょう。

※商用利用可能だが加工NGだったり、商用利用可能だがクレジット表記が必須だったりと様々なパターンも存在します。

画像サイズを調整する

ご紹介した素材サイトの中にもありましたが、サイトによっては写真やイラストのサイズが5000×4000のようにホームページで使用するには大きすぎるサイズでダウンロードされる素材もあります。

画像が大きいこと自体は問題ありませんが、そのサイズのままホームページに使用してしまうと、大幅なオーバーサイズになり、その画像を表示させるために必要以上にサーバーに負荷がかかってしまいます。

そうなるとサイトの表示速度が低下してしまい、サイト訪問者側にストレスを与えてしまう可能性が高くなります。

特に1ページ内に複数の画像を掲載する場合には、最適なサイズに調整してから掲載しないとGoogleの検索エンジンからも嫌われて検索順位を落とされてしまう可能性があります。

なので、大きなサイズの素材の場合は、ホームページに掲載する前にサイズの最適化を行うようにしましょう。

ホームページ掲載OKでも著作権はある

稀に、商用利用可能な素材であれば何をしても良いと勘違いされる方がいます。

もちろん素材をそのままホームページに使用せず、加工してから掲載することは素材によって可能な場合もありますが、素材をそのままもしくは加工して再販することは基本的に禁止行為です。

これは商用利用は可能ではあるが、素材の著作権自体を放棄したわけではなく、あくまでも所有権は素材サイトもしくは制作者にあるためです。

また、再販のように利益を得るためではなくても、素材自体を配布することもNG行為となります。

無料素材は被る可能性が高い

ここで紹介している無料の素材サイトは、ホームページを作成する側からすればコストをかけずに素材を入手できるので、非常に重宝されています。

しかし、それゆえに多くのユーザーが利用することから、同じ業界やジャンルのサイト内で同じ素材が使われているということが多々あります。

アイコンやワンポイントに使用する素材であればそこまで違和感はありませんが、メインビジュアルが被ってしまうとユーザーから見ると「同じ系列のサイト?」ト勘違いが起きてしまうことありますので、無料の素材を利用する場合にはそういった可能性があることをあらかじめ把握しておく必要はあります。

ホームページのイメージに合わせる

企業のホームページにイラストを使用する場合など、あまりにも企業イメージとかけ離れた素材を使用することは控える必要があります。

使い勝手が良いからと、BtoB企業のホームページに可愛いイラストやカラフルな写真を多用してしまうと、たちまち企業イメージが崩れてしまい、場合によっては売上にも影響してしまうことがあります。

素材選びには時間がかかってしまうことがありますが、そこは我慢してしっかりと企業イメージに合った素材を探してホームページに導入することが望ましいです。

まとめ

今やホームページに使用できる素材は全て無料で揃えることができる便利な時代になっています。

ただ、反対に選択肢が多くなり取捨選択に時間がかかってしまうというデメリットも発生することもあります。

ただ、ホームページのイメージや方向性が決まっていれば、利用する素材サイトやサイト内での素材の探し方を工夫することで意外とすんなりと最適な素材ト出会うことができます。

また、PIXTAのように無料ではありませんが、有料会員になることでそのサイトだけで素材収集が完結しますので、無料ということにとらわれず、最適な素材サイトを探しましょう。

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