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ホームページ作成を外注するメリット・デメリットについて解説

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ホームページ外注のメリット

ホームページを作成するとなった場合、自分もしくは自社で作成するかWebサイト制作会社の様なプロに外注するかで検討される方も多いと思います。

この記事ではそれぞれのメリット・デメリットに加えて、3つ目の選択肢や最適な選択肢の条件などをご紹介します。

外注する際のメリット・デメリット

まずは、ホームページ作成を制作会社に外注する場合について。

この場合に発生するメリット・デメリットを順番にご紹介いたします。

外注のメリット

ホームページ作成を外注のメリットは、とにかくプロに任せることができる点にあります。

自社内でホームページ作成のスキルが全くなく、WordPress等で形だけは作成できるがクオリティが低いホームページしか作成できないという場合に、外注は非常に有効な選択肢となります。

外注を利用すれば専任の担当者を雇用して固定的に人件費を発生させず、必要な時に外注費として流動的に支払えますし、納期と費用が明確な点もメリットになります。

また、仮に自社内でクオリティの高いホームページを作成できる人材がいる場合であっても、ホームページの作成に割ける時間を捻出できないといったケースも多く、こういった場合でも外注に出すことで打ち合わせなどの時間は必要になりますが作成自体は制作会社側で行うため作業時間の面でもメリットを得ることができます。

他にも、制作会社にもよりますが、ホームページ作成に加えて運用系やコンテンツ作成系のサービスをお試し利用だったり割引価格で利用できる場合があります。特にこれが初めてのホームページの場合は運用のノウハウも0の状態でスタートすることになりますので、ホームページ作成とセットで利用できるメリットはかなり大きいです。

外注のメリット
  • 質の高いホームページが完成する
  • 納期と費用が明確になる
  • ホームページ作成にかける時間を大幅に短縮できる
  • 制作会社が提供しているサービスを受けられる

外注のデメリット

そんな制作会社によるホームページ作成の外注にはデメリットも存在します。

まず初めに挙げられるデメリットは、何といっても費用がかかる点です。仮に社内に同じレベルでホームページ作成が可能な人材がいる場合は、人件費で計算しても外注の場合は割高になるケースが多いです。

そして外注により作成の時間は削減できますが、ご紹介の通り打ち合わせや情報共有にかける時間は必要になります。つまり完全に丸投げできるわけではなく、外注だとしても多少はそちらに時間を割く必要があるということです。

なお、この打ち合わせで認識の齟齬が生じてしまうと、望んだホームページとは別物ということもあるので、コンセプトや要望事項はしっかりと伝えましょう

外注のデメリット
  • 内製と比較して割高な費用がかかる
  • 丸投げできず、ある程度は時間をかける必要がある
  • 認識の齟齬により望んだホームページにならない

自社作成する際のメリット・デメリット

続いては、ホームページ作成を自社作成、つまり内製で行う場合に発生するメリット・デメリットについてご紹介します。

ただし、新たにホームページ作成ができる人材を採用するのではなく、既にいる社員で対応する場合についてのご紹介となります。

自社作成のメリット

ホームページの自社作成では、外注等による作成に対する支払いはありませんので、他の手段と比較してコストがかからない点がメリットになります。当然、ホームページ作成に用いるツールなどを導入する場合は、その購入費は必要になりますが、作成自体の外注費と比べれば断然安く済ますことができます。

また、社内で構築作業を行いますので、途中でデザインやテキスト変更を即時反映させることができるというメリットもあります。

加えて、内製で作成したもののですので、完成後の更新やコンテンツ追加も社内で行いやすくなります。

自社作成のメリット
  • 他の方法と比べて費用が安い
  • 変更の即時対応が可能
  • ホームページ完成後の更新作業が楽

自社作成のデメリット

そんなホームページの自社作成ですが、意外とデメリットもあります。

1つは、社員の配置の難しさにあります。前述でもご紹介の通り既存社員をホームページ作成に充てるという条件となっていますので、ホームページ作成前にその社員が担当していた業務と並行して、もしくは他の社員に任せて作業に当たることになりますので、普段の業務の進行に影響が出てしまう可能性があります。

だからと言って、内製で行うためにわざわざ新たに社員を採用してしまうと、人件費とは別に採用活動自体に費用がかかりますし、ホームページ完成後にはその社員の手が余ってしまう可能性が出てきます。もともとその部署で人手が足りておらず、「ホームページ作成と同時にちょうど人員補充を考えていた」というピンポイントな条件が当てはまらない限りは、この人員配置の難しさはデメリットになってしまいます。

なお、制作会社レベルのホームページ作成スキルがないと、時間をかけても質の低いホームページになってしまう点も注意が必要です。

自社作成のデメリット
  • 人員配置の難しさ
  • 作業時間がかかる
  • 高いスキルがないと質の低いホームページになる

作成の一部を外注する際のメリット・デメリット

次は少し特殊なパターンで内製でホームページを作成するが、その一部は外注に作成を依頼するという方法についてのご紹介となります。

この「一部だけ外注」の具体例としては、ホームページの作成自体は自社作成だが、画像やバナー、アイコンなどは外注に出すといった組み合わせのことを指します。反対にホームページ作成自体は外注だが、画像などは自社で用意するパターンもこれに該当します。

この場合は完全外注、完全内製とはまた違ったメリット・デメリットが発生します。

一部だけ外注するメリット

完全外注と比較すると、一部だけ外注する場合は制作会社側の作成物が少なくなりますので、それに伴って外注費も安くなる傾向になります。ここ敢えて「安くなる」と断言しないかというと、制作会社によって費用の算出方法が異なる場合があり、一部だけであっても費用が変わらない可能性があるためです。

また、自社で対応できる部分は自社で作成することになりますので、その作業内容自体の打ち合わせなどは不要になり、更に依頼の際に行う会議などの時間も短縮することができます。

加えて、自社で作成する部分に関しては本人たちが作成しますので、作成途中に試行錯誤ができるので、その都度修正を施すなど柔軟な対応が可能となります。

一部だけ外注のメリット
  • 外注費が安くなる可能性がある
  • 作業時間を短縮できる
  • 打ち合わせが必要な項目が減る
  • 自社制作分は柔軟に対応できる

一部だけ外注するデメリット

ホームページ作成で一部だけ外注に依頼する方法は、一見それぞれのメリットを総取りできるように思えますが、それでもデメリットは存在します。

まず、一部とはいえ外注に依頼することには変わりないので、安くなることはあっても外注費自体は発生します。

次に自社と制作会社とで担当が分かれるため、特にデザイン面で統一感が出るように事前打ち合わせの重要性が増します。例えばホームページの枠組みを外注、画像を自社で分担する場合、ホームページのデザインが白黒のモノトーンでシックなデザインに仕上げているのに、画像が丸文字フォントだったり色彩豊かなものだった場合、バナーが目立ちはしますが統一感がなくなってしまいます。

なので、内製部分の定期的な打ち合わせは不要になる分、初めにイメージ等のすり合わせに齟齬が出ない様に注意する必要があります。

一部だけ外注のデメリット
  • 外注費自体は発生する
  • 事前の打ち合わせ、情報共有の重要性が増す

最適なホームページ作成の方法は?

ホームページの作成方法について3通りの方法におけるメリット・デメリットをご紹介してきましたが、結局のところどの方法でホームページ作成を行うのが最適なのかと迷われる方も多いと思います。

そこで、様々な状況や条件のもと、最適なホームページ作成方法についてご紹介します。

個人サイトの場合

個人サイトの場合は、法人と違って質が低いからといって企業イメージが下がるようなことはありません。また、今後の方針次第なところもありますが、今後サイト関連のスキルを身に付けていくための良い機会にもなりますので、この場合は時間がかかったとしても自分で作成するという選択がオススメです。

今ではWordPressといった便利なCMSもありますし、WordPressに特化したサーバーといったサービスも存在しますので、知識0からの状態でもそこまで時間もかからず完成させることも可能です。

法人サイトで作成できるスキルがある場合

次に、作成するホームページが企業サイトであり、社内にホームページ作成が可能なスキルがある場合について。

この場合は、更に条件が細分化されます。

ホームページ作成に充てる時間の確保ができる

まず、ホームページ作成を内製で行うスキルがあり、かつその時間も無理せず捻出できる場合について。

この場合は、「自社作成のメリット」でもご紹介の通り柔軟な対応が出来るだけではなく、コスト削減などの観点からもそのまま自社作成することが望ましいです。

他の業務で既に残業が発生してしまっている状況

上記とは反対に、既に通常業務だけで残業が発生してしまっている状況である場合は、無理に内製で行う必要はありません。むしろホームページ作成にかける時間が丸々残業時間の増加に繋がってしまい、ホームページ作成業務の1日の作業時間を減らせばそれだけ完成までが先延ばしされてしまうので、企業としてメリットはありません。

社内にホームページ作成のスキルがあるので外注は勿体ないように思えますが、無理に内製で推し進めるよりも社員の負担を極力抑えながら質の高いホームページを完成させるには外注の存在が不可欠です。

法人サイトで作成できるスキルがない場合

法人サイトではあるが、社内にしっかりと品質を保ったホームページを作成できるスキルがない場合、外注と時間をかけて内製で進めるという2つの選択肢があります。

しかし、この場合は余程の理由がない限りは外注に依頼する方法がオススメとなります。

もちろん時間をかけてスキルを磨いてからホームページを内製で作成するという選択も可能ですが、スキルや知識が無い状態からスタートする場合はプロ級の制作スキルを身に付けるまであまりにも時間がかかりすぎます。

対して外注であれば費用はかかりますが、それによって事業の成長を加速させることができるのであれば確実に外注で進めた方が収益性の観点から見ても外注でのホームページ作成が望ましいです。

まとめ

ホームページ作成を外注するかどうかは、社内に専門レベルのスキルがありホームページ作成にかけられる時間を捻出できるかどうかが判断基準となります。

この2つの条件をクリアできる場合は内製でホームページを作成する方がメリットは大きいです。しかし、どちらか片方の条件でも外れる場合は外注に依頼することが推奨されます。

外注に依頼するとなると、費用がかかることから躊躇してしまう方もいるかも知れませんが、ご紹介の通りそれだけ質の高いホームページに仕上げることができたり、作成にかける時間を大幅に下げるなど様々なメリットがあります。

もちろんその分、外注を利用する際の注意点もありますが、法人サイトの場合はメリットの方が大きいケースがほとんどですので、外注を検討される場合は一度サービスの説明や見積もりなどを依頼してみると良いでしょう。

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