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ホームページへの集客方法。無料施策から有料施策、注意点を紹介

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ホームページへの集客方法

ホームページを作成したは良いが、その後どのようにしてホームページを見てもらえばいいのか、どのような集客方法があるのかと悩まれるケースがあります。

この記事ではホームページへの集客方法を、無料・有料それぞれの方法についてご紹介します。

集客の必要性について

そもそもホームページへの集客を行う必要があるのかという前提となる部分について、先に触れておこうと思います。

この部分を把握している状態とそうでない状態とでは、集客に対してどれだけの人員と時間を割くべきかの計画に大きな差が生まれますので、集客の必要性についてはあらかじめ知っておくべきです。

目的次第で集客が必要になる

まず初めに勘違いが起きる前に知っておくべき内容として、ホームページであれば絶対に集客が必要というわけではありません。

ホームページの中でも名刺代わりとなるホームページを目的としている場合は、名刺に書かれているURLからだったりSNSなどに貼り付けているリンクから、Googleマップの会社情報のリンクからたどり着く事さえできればそれ以外からの集客は不要です。

これに対し、ユーザーにホームページを見てもらって行動を起こすことが売上に繋がるビジネスモデルの場合は、ホームページへの集客は必須となります。特に売上の大半をホームページから得ている場合は、集客は企業の生命線といえるほどに重要になってきます。

ホームページが24時間営業してくれる

ホームページは営業マンとは異なり、基本的に24時間365日無休で働き続けます。

そのためユーザーがホームページに訪問して行動することで売上に繋がるサイトの場合、継続的に集客できる状態にできれば売上も継続的にあげることができるようになります。

そうなれば仮にホームページ担当者が1名だけだったとしても、一人の営業マンだけでは不可能な売上をあげることも可能となります。

当然、これを可能にするには質の良い集客を行い、それを効率よく活用できるホームページに仕上げる必要があるため簡単なことではありませんが、どちらにしても集客なしでは実現不可能であるため、しっかりと時間をかけて取り組む必要があります。

無料の集客方法

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ここからは具体的にホームページへの集客が可能な方法についてご紹介します。

冒頭でもご紹介の通り、集客には無料施策と有料施策の2パターンがありますので、まずは無料でできる集客方法についてご紹介します。

無料でできる集客方法
  1. SNS
  2. Googleマイビジネス(Google Map)
  3. SEO
  4. オウンドメディア
  5. メールマーケティング
  6. セミナー
  7. プレスリリース

SNS

1つ目の方法は、SNSを活用しての集客方法です。

一昔前まではSNSといっても1つ2つほどでしたが、今では非常に多くのSNSが登場しました。

また、SNSは個人だけではなく企業やメディアサイトとしてもユーザー登録することができます。

例:カゴヤ・ジャパンTwitterアカウント(https://twitter.com/kagoya_inc

そのため、そこで企業の紹介や商品・サービスの宣伝を行うことが可能となっています。もちろん商品紹介などばかりだとフォロワーや登録者を増やせないので、いろいろと創意工夫が必要になります。

Googleマイビジネス(Google Map)

2つ目の方法はGoogleマイビジネスによる集客方法です。

Googleマイビジネスに登録することで、ユーザーがGoogleのサービスを利用する際に自社の情報が露出しやすくなります。具体的には実店舗などであればGoogleMapにてマップ検索でヒットした際に位置情報だけではなく、そこに登録しているホームページに飛んでもらうことも可能となります。これにより、位置情報だけではなくその店の詳細な情報を確認してもらい、来店率をより高められます。

ただ、GoogleMapではレビューや口コミも表示されるため、お客様から評価いただけていれば効果は倍増しますが、反対に低い評価が多くなってしまった場合にはマイナス要因になるリスクもあります。

SEO

3つ目はホームページ自体にSEO対策を行う集客方法です。

「SEO」はSearch Engine Optimizationの略称で日本語では検索エンジン最適化、つまりGoogleでユーザーが検索を行った際に、可能な限り上位表示させるための対策がSEO対策となります。

この対策を十分に行うことができ、ホームページの各ページが検索結果で上位表示されるようにできれば、一気に集客数を高めることが可能です。

しかし、この対策は基本的に他の企業も目指すところであるため、SEOに関する知識や経験がないとかなり難易度は高めになります。また新規で取得したばかりのドメインの場合は、SEO対策が万全でも上位表示されるまでに時間を要するので、それまではSNSや後述する有料施策などを組み合わせた集客を考える必要があります。

オウンドメディア

4つ目の方法は自社でオウンドメディアを開設して、そこに集客させるという方法です。

実例としては、この「サーバー研究室」がこの方法に該当します。

自社運営のオウンドメディアをホームページのサブディレクトリで運用することで、ドメイン自体が評価されてホームページ本体も検索で上位表示されやすくなります。

また、SEOの面でプラスになるだけではなく、オウンドメディアに訪問したユーザーをホームページに遷移させるという手法にも活用できます。

もちろん、オウンドメディアを読んでもらうためには、検索結果で上位表示を獲得するためのSEO対策やSNSでの宣伝など、前提となる集客が必要になります。

メールマーケティング

5つ目の方法はメールマーケティングによる集客方法です。

この集客方法では顧客情報を収集できる、もしくは既に収集が完了していることが条件となりますが、そのリストに対してメールマガジン(メルマガ)などを配信することでホームページ内のコンテンツにアクセスを促すことができます。

メルマガとして配信する内容としては、既存顧客への新商品紹介やキャンペーン情報のほか顧客とのコミュニケーションツールとしても活用できます。見込み客に対してはステップメールの配信やアクションに応じてメールを配信し、最終的にホームページ上から申込みや購入してもらったり、営業からアプローチがしやすい状況を作り出すといった様々な施策に展開させることが可能です。

なお、肝心のメルマガへの登録などは、ホームページ上に専用のページや登録ボタンを設置するなどして、継続的に集めることも可能です。

セミナー

6つ目の方法はセミナーやウェビナーを開催して、そこに参加されたユーザーにホームページへの訪問を促すという方法です。

ウェビナーに関してはWeb上で行うことができますので、そのウェビナーの宣伝ができれば何回でも無料で開催することができます。リアルでのセミナーに関しては、自社で参加者を収納できる会場を用意できる場合は無料で開催できますが、会場をレンタルする場合に限り有料施策に分類されます。

また、そのセミナーで行う内容次第では、その場で営業して契約するケースもありますので、内容や業種次第ではホームページへの集客に繋がらない場合もあります。

プレスリリース

7つ目の方法はプレスリリースを発表することによる集客方法です。

このプレスリリースは新聞やマスコミに対して発表することで、短期施策ではありますが無料でメディアに取り上げてもらえます。

ただし、デメリットも存在します。

  • 100%取り上げられる保証がない
  • プレスリリースできる機会が限られている
  • 取り上げられたとしても一字一句こちらで指示できない
  • 知名度が上がってもホームページへの集客に繋がらない場合もある

特に、取り上げられる際の文言やタイミングをこちらで指定することができない点は、場合によっては誤った認識で認知度が上がってしまうリスクもあることを把握しておく必要があります。

有料の集客方法

無料に続き、今度は有料の集客方法を紹介します。

有料施策の場合は、施策によっては即効性があるものも多いが、ターゲット選定や施策に用いるホームページ内のコンテンツ、キーワードなどの設定を適切に行わないと経費以上の成果を得られない可能性もあります。

もちろん、しっかりと準備して行う有料施策であれば、大きな成果を得られるチャンスでもあります。

有料の集客方法
  1. 広告
  2. アフィリエイト
  3. インフルエンサーマーケティング
  4. 展示会

広告

1つ目の有料の集客方法は、広告に出稿する方法です。

一口に広告といってもその種類は非常に豊富で、大きく分けてWeb広告とリアル広告に分類でき、そこから更に細分化されていきます。

代表的なWeb広告代表的なリアル広告
・リスティング広告
・ディスプレイ広告
・リターゲティング広告
・純広告
・メール広告
・SNS広告
・動画広告
・テレビCM
・新聞広告
・雑誌広告
・ラジオ広告
・ポスティング広告
・交通広告
・屋外広告

リアル広告は比較的単価が高いことが多いですが、Web広告に関しては、少額からでも広告を出稿することが可能であるため、広告に対して予算を多くとれない場合は小さくスタートさせることができます。

ただし、前述の通りお金をかけて広告を出稿したからといって、ターゲット選定などを適正に行わないと広告費以上のリターンを得られない可能性もあるので、その点は注意が必要です。

アフィリエイト

2つ目の有料施策はアフィリエイトによる集客方法です。

アフィリエイトは自社以外のメディアなどで自社サービスや商品を紹介してもらい、その紹介リンクからホームページに遷移したユーザーが申込や購入を行うことで、紹介元のメディア運営者にアフィリエイト報酬を支払うという制度です。

アフィリエイトのメリットは成果報酬型として費用はかかるものの、申込や購入が行われた分だけしか発生しないため基本的にマイナスになることがありません。加えて肝心の集客という面では、アフィリエイト報酬が発生する・しないに関わらず他のメディアに頼ることができるため、メリットは大きいです。

ただし、アフィリエイト施策を取り入れる場合は、トラッキングタグの設置や広告素材などのバナーが必要になり、開始後も提携申請や申込・購入があった場合の承認作業が定期的に必要になったりと、完全に手放しで実行できるわけではありません。

インフルエンサーマーケティング

3つ目の有料施策はインフルエンサーマーケティングです。

インフルエンサーは一昔前までは芸能人に限られていましたが、今ではSNS(InstagramやYouTubeなど)で人気のインフルエンサーに商品を紹介してもらうことが可能です。

ターゲットとしては比較的、若年層向けの商品やサービスとの相性が良いです。

※普段依頼するアカウントで扱っているコンテンツ次第では、よりターゲットを絞った施策も可能。
例:釣りをメインに扱うYouTubeチャンネルに釣り道具の紹介を依頼するなど。

依頼の際には商品やサービスの紹介だけではなく体験レポートや期間限定のクーポンを発行するなどして、よりユーザーの行動を起こさせやすくする手法もあります。

この施策はターゲットを絞れば絞るほど効果が出やすいというメリットがありますが、作成したもらった動画などを公開前にチェックする手間や、公開後に炎上などでコンテンツを削除しなければいけなくなるなどのリスクもあります。

展示会

4つ目の有料施策は展示会に参加する方法です。

展示会に参加することで来場客に対し、会社自体やサービス・商品に関する認知度を上げる事が可能です。BtoBの場合はその場で商談に持ち込めるメリットもあります。

無料施策であるセミナ―同様、内容によってはホームページへの集客に繋げるのではなく、その場で完結されるタイプのマーケティング施策になるケースもあります。

集客施策の注意点

ホームページへの集客方法は複数ありますが、施策を行う上で注意すべき点がいくつかあります。

内容次第では効果が全く出なかったり悪い場合は逆にマイナスになるため、注意が必要です。

ターゲットに合った集客施策かどうか

ホームページへの集客が目的とはいえ、どんなユーザーであっても集客できれば良いというわけではなく、ホームページのターゲット、属性に合ったユーザーを集客する必要があります。

例えば小学生や中学生をターゲットとするオモチャやゲームの広告を利用者の年齢層が高いfacebookで行っても、いくら広告費をつぎ込んだとしても売上に繋がりにくくなります。他にも、メディアサイトにて自社で扱っている商品サービスと関連性のないキーワードで集客したユーザーをホームページに送客しても、効果は薄くなります。

反対にゲーム関連の商品であればゲーム実況をしているYouTubeチャンネルに依頼したり、美容系の商品であれば美容系のコンテンツを扱うYouTuberや女性に人気のインフルエンサー周りの広告枠に出稿することで、売上に繋がりやすくなります。

費用対効果を意識する

広告は出せば出すほど集客数は上がりますが、出稿量に比例して広告費も高くなります。

もちろん出稿量を増やして広告費が増加したとしても、それに伴って利益も上がっているのであれば広告施策としては理想的な使い方となりますので、この場合は問題ありません。

しかし、多額の広告費を投じたとしても費用に対して利益が薄い、もしくは利益よりも広告費の方が高くなる場合は広告を出稿すればするほど本末転倒となります。

そのため、より広告費用対効果(ROAS)を高められる出稿を心がける必要があります。

集客自体が目標にならないように

無料の施策であれ有料の施策であれ、集客自体が最終目標にならないよう注意する必要があります。

あくまでもホームページの目的のための集客である必要があるので、その目的を達成できない属性の集客を行っても意味がありません。

前述でも少し触れましたが、学生向けのホームページであれば学生を集客、ダイエット関連のホームページであれば筋トレやランニングなど運動や食事制限などを検索するユーザーを集客しなければいけません。

なので、ゴールは「集客」ではなく「ホームページの目的を達成」することであり、その手段の一つが「集客」であることを意識する必要があります。そうすれば集客に関する施策もゴールを意識した効果のある施策を実行することができるようになります。

まとめ

ホームページへの集客方法には、さまざまな方法が存在します。

無料でできることから有料だが即効性や大きな効果を期待できるものまで多種多様です。

これらの集客方法にはそれぞれ特徴があり、ホームページへ集客する目的を達成できる集客である必要があります。

そのためには闇雲に着手するのではなく、事前にホームページに集客したいターゲットや年齢層などを明確にし、その属性のユーザーに効果的な集客方法を選択していくことが重要となります。

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