2023年9月7日(木)より、「メールプラン」において、なりすましメール対策としてご要望が多かった、DMARC設定機能を追加しました。
送信ドメイン認証 (DMARC) 送信対応
DMARCとは “Domain-basedMessage Authentication, Reporting & Conformance” の略で、メール送信者がメール受信者に対して、DKIMやSPFの認証に失敗したメールの取り扱いをどうするのか指定できる機能です。
このたびの機能追加により、コントロールパネルから簡単にDMARCを設定いただけるようになりました。
近年、実在する正規メールアドレスを装う、なりすましメールによるフィッシング詐欺の被害が相次いでいます。
フィッシング被害を受けてしまった人はもちろん、なりすましをされた企業の信用失墜にもつながります。
なりすましメール対策に有効な手法としてSPFやDKIMといった「送信ドメイン認証」がありますが、SPFやDKIMを設定しただけでは、認証に失敗したメールの取り扱いをどうするかを受信側の設定に委ねることになります。そのため受信側の設定によっては、認証に失敗したにも関わらず、通常通り受信してしまうことがあります。
DMARCでは、「なりすましメールを受信した場合は拒否する」というポリシーを送信側が設定しておくと、受信サーバーはそのポリシーに従って該当するメールの受信を拒否します。
また、メールの処理結果を受信サーバーから送信側へレポートする機能もあります。このレポートから送信側は、なりすましメールの送信元サーバーを確認し、対処することが可能になります。
対象プラン:メールプラン 専用タイプR2s・エンタープライズR2s
メールプランについて詳しくはこちら
https://www.kagoya.jp/multi-plan/mail/