カゴヤ・ジャパンは、お客様の、お客様の、お客様のためにあります。カゴヤ・ジャパンのすべてのサービスは、お客様に使いこなされてはじめて社会に価値をもたらすものとなるからです。そんなお客様の、顧客の創造をお手伝いすること、それに対して真摯に取り組むことが、私たちカゴヤ・ジャパン全員の使命です。
これは、10年前から私が座右の銘として心に刻んでいる言葉です。
KAGOYA Internet Routingの黎明期、128Kの回線でインターネットに接続された1台のLinuxサーバーが、私に与えられた舞台でした。それを使い切ったとき、新しい、さらに大きな舞台を与えられてきました。新しいステージはいつも無限かと思うほど大きく、期待と不安の入り混じったものです。
そして今、私たちはクラウドというまっさらな舞台に立ちました。この舞台を使い切ったとき、即ち、世界中のクラウドがつながり、インターネット全体が一つのクラウドになったとき、私たちはどうなっているのでしょうか。
今「お客様」と呼んでいる人々もすべてクラウドの中に溶け込み、逆にクラウドそのものがお客様の中に浸透しています。そこには、コンピューターとネットワークの究極の姿が出現していることでしょう。しかし、カゴヤ・ジャパンは歩みを止めることはありません。クラウドのさらにその先の世界を切り拓いていかなければならないからです。